就活失敗男の路線バス営業所おつとめ日記(ただいま休職中)

18卒の就活生でした。売り手市場と喧伝されているのを真に受けて就活を舐めた結果、秋まで内定先が決まらないという痛い目を見た挙句、入社してからは業務のしんどさとパワハラまがいの扱いをされて精神を壊してしまった失敗だらけの社会不適合者。今はとある路線バスの営業所で定期売ったり電話対応したり配車係の仕事をやって───いました。現在2回目の休職してます。営業所のお仕事日記を書きつつストレスや心の闇をぶつける暗いブログ

毎度おなじみ、月曜朝の憂鬱さと言ったら……

この週末は両親が遊びに来てくれた、というのは前回書きました。

そしてそのせいで普段以上に週末夜が寂しい物になっているのも書きました。

 

そんな中で、ただでさえ憂鬱な月曜朝を迎えてしまいました。

時間の流れというものがある以上もうしょうがないものなので受け入れるしかないのですが、まぁ本当に憂鬱で気分が重いこと、この上ありません。

普段以上に憂鬱です。あぁ週末は楽しかったな、両親に会えてうれしかったな、少なくとも一週間は会えないとは寂しいな、と。

一人暮らししてからもう三ヵ月は経過するわけですが、それにしても未だに慣れていないような気がします。やっぱり二十数年間もずーっと親元に居たのが突然に一人暮らしをしたわけですから、まぁそりゃそういう甘ったれた人間になっちゃうかな、なんて思いますが。

これも何度書いたことかわかりませんが、今回の一人暮らしというのは大学進学だったり会社の転勤なんかの一般的な理由で始めたわけじゃありません。春からの新しいキャンパスライフを夢見ながらとか明るさやフレッシュさがある理由でも無ければ、会社の都合で縁もゆかりも無い土地に仕方なく飛ばされたというとことん嫌々でさっさと戻りたくなるような理由で始めたのであれば色々と受け入れられるか、とことんまで嫌悪感を持って割り切った生活ができるのでしょう。

ただ自分は転職活動に失敗に近い形で今の職場を選ばざるを得なくなり、その職場で働くためには一人暮らしをすることが必須であるため実に消極的に始めた生活であること、その一方でそしてある程度は知ってる土地柄であり将来的には両親が越してくる(両親の出身地でその実家も健在なんですな)可能性もある土地のため、この場所で一人暮らしをすることも「まぁいつかはこっちの暮らしになってたかもしれないし…」と少し受け入れられてしまう背景を持っていること、この辺もあって実に気持ち的に中途半端です。

 

両親の実家がこっちにあるとは言え、私の実家は都会のワケですから、私にとっての懐かしの場所であったり本来の慣れた土地というのは都会なんですわ。なので割り切って「何かあったらすぐこの土地を切り捨ててやる」と実は身の回りの品はいざ引っ越しの時に、「よし捨てよう」とすぐ割り切って捨てられるような安物だったりどこでも買い直せるようなありふれたものや簡素なものを選んだりしています。

一方でこっちでの生活もある程度受け入れ始めてしまい、それなりに長いこと暮らすことを見据えて色々と便利道具や家財を揃えてしまったり、趣味のアイテムをがっつり揃えたりしていて、まぁ実にどっちつかずな生活環境なわけです。

 

あの「自分が自分じゃ無いような感覚」も相変わらず健在です。

それに加えて最近気付いたのですが、なんか「旅先に来てるような感覚」もずーっと持っているんですね。

旅行気分なんて楽しい物じゃなくて、なんて言えばいいのか。

旅先の旅館やホテルに泊まった時、ちょっと早起きして周りの散歩してみることとか、特段名物になってるわけでもない朝市なんか覗いたりすることありませんか?もしくは夜ふらっと出かけてどこでにもあるような近所のコンビニに買い物行ってみたりとか。要は地元の人と同じような生活を体験してみるような気分というか、あえて地元の人に溶け込んでみるというか、旅行とか好きでよく出掛ける人ならどこかでやったことあるような体験じゃ無いかと思います。

この体験をずーっと毎日やってるような感覚なんですね。

この「旅先に来てるような感覚」に加えて「自分が自分じゃ無いような感覚」が混ざり合うともういよいよ今自分がやってることが意味わからなくなってくるので面白いですよ。これ本当に上手く言語化できないんですけど、自分が何かになりきっている感覚と何かの役割を演じているような感覚が混ざって本当に『あれ、本当の自分って何なんだろう?自分はなんでいまこの場所にいてこんなことやってるんだろう?』っていう、フワフワしたというか、今の状況が非現実に感じるというか、うわついた感覚がしてくるんですよ。

 

この感覚を上手く使えばもしかしたら演劇なんかで才能を発揮できるのかもしれませんね。

まぁ演技が下手ですし、私の外見やスタイルは俳優さんのビジュアルやルックスとは縁遠いものですから、夢のまた夢ですわね。

ま、それはともかく、今の生活が未だに自分の中で受け入れ切れてないんだろうな、というのは先に挙げた感覚からも明らかなんですよね。

だからこそ両親に久々に会えてうれしいとか、帰っちゃって寂しいっていうのがより顕著に感情として出てくるんじゃないかと思ってます。

もう今の立ち位置について割り切るなり諦めるなりしてしっかり咀嚼して飲み込まなきゃいけないのはわかってるんですが、それがどうにもできません。

それをすることで何らかの一線を越えたような気がしちゃうからですかね、変なところで都会への帰属意識を持ってる人間として、田舎を受け入れてはならない!みたいな変なプライドなんだと思いますけど。

まずはそういうプライドを捨てるところからなんでしょうね。

 

こうして色々書きながら自分を見つめ直して気付きましたが、なるほど、すべての根幹は変なプライドで自分を支えてるせいなのかなぁ……