就活失敗男の路線バス営業所おつとめ日記(ただいま休職中)

18卒の就活生でした。売り手市場と喧伝されているのを真に受けて就活を舐めた結果、秋まで内定先が決まらないという痛い目を見た挙句、入社してからは業務のしんどさとパワハラまがいの扱いをされて精神を壊してしまった失敗だらけの社会不適合者。今はとある路線バスの営業所で定期売ったり電話対応したり配車係の仕事をやって───いました。現在2回目の休職してます。営業所のお仕事日記を書きつつストレスや心の闇をぶつける暗いブログ

いつもの日曜日並みに憂鬱ですよ。リフレッシュは出来ましたが。

ゴールデンウィークも最終日になりました。

おはようございます。

憂鬱で仕方ありませんが、迎えてしまったものは仕方ありません。

なまじゆっくりできた分、月曜日を迎えるのが本当に憂鬱です。

 

良くも悪くも雨が降っておりまして、しかも全国的にらしいですね、家でおとなしく休養するにはちょうどいい機会です。出掛けようと思わなくなりますからね。

ただ、日常の買い物程度はいくつかしなきゃいけないのでこれもまたちょっと困りもの。

まぁ車あるのでいいんですけど……。気分的にね。

 

週明けから「支所勤務」という変則的な勤務になることが予定されておりまして、それに伴いまして半ば強制的に残業してでも終わらせないといけない仕事が生まれるわけですので憂鬱です。

この支所勤務、普段の職場を離れて「支所」で働こうという勤務形態です。本庁と支所の一体感を作るとか色々理由があるらしいのですが、ぶっちゃけ支所で働くことに何一つ利点がありません。特に自分みたいに専用のシステムありきで仕事しなきゃいけない人間(なおかつマニュアルや過去の帳票見ながらでないとおぼつかない新人)にとって、支所には書類や機器が揃っていないのでロクに仕事が進みません。

困った時に聞ける前任者や頼れる先輩も本庁にいるので、いざという時に詰みます。

そもそもこの支所というのが本庁よりも更に山奥にあるので通勤時間がプラスになるということで、こうなるといよいよ何もおいしくないです。

支所勤務が終わったら残業しに本庁へ戻ってこないとなりません。

 

人によっては天国とも思えるらしいですが、少なくとも自分にとっては何一つ楽しいことはありません、むしろ負担ですので辞めて頂きたいぐらいなのですが、まぁ上からの指示なので従わざるをえません。

 

 

 

さて、この度関東に戻って実家でゆっくりしたり友人と遊んだりして思ったことがあります。

それは自分が地方を基本的に舐め腐ってるというか、下に見てるスタンスなんだなぁ、ということです。

そして都会への帰属意識が強いです。

もうね、明日からの憂鬱さとか仕事がめちゃくちゃになってるイライラとか溜まりまくってるので色々とぶっちゃけて本音書きますけどね、やっぱ田舎はたまに訪れるからいいのであって暮らすとこじゃないですね。少なくともここが「地元」じゃない自分としてはそう思います。Iターンして田舎に行くのって言うほど良いことじゃないですよ。

正直こっちで働いていることもあくまで腰かけに過ぎず、いつかは関東圏の自治体の公務員に公公転職して栄転したいなぁ、と思ってます。

一人暮らしを始めて色々と荷物搬入してますけれども、すぐに引っ越しやすいように意識してます。色々買いそろえたものも高価な物はほぼほぼ無くて、最悪はこっちで捨てて新しいところで買い直すつもりで揃えてます。収納ケース的なものも、基本的には何かあったらすぐ運び出せるような感じで。ここに永住する気なんてさらさら無いから。いつか都会に戻りますよ。強いて言えば今まさにこのブログを書くためのパソコンを置いているテーブルが新しくてかつ高い買い物でしたけど、これも引っ越しで邪魔ってなったら捨てるつもりでチョイスはしているので本当の意味で、ここに腰を据えるつもりで買いそろえたものって無いかもしれません。あぁ、でも車や洗濯機、冷蔵庫なんかは腰据えるつもりで買ったことになるのかなぁ…。

 

あまり過去を語ると変に身元バレしそうなんでそこそこに控えますが、私は生まれてからついこの前までシティボーイなんですよ。都会の生活しか知りませんし、それが普通でした。憧れとかでなくてもう都会で生きてくことが日常のことだったわけですよね。

それが無くなってこっちの地方で働いてるなんてストレートに言えば都落ちなんですよ。都会暮らしが自分のアイデンティティだったとは言いませんが、ある種の誇りというか自分で自分を認められる数少ない要素のウチの一つだったような感じです。自分はロクでもない奴だけど、でも都会暮らししてるだけ田舎の奴より人生豊かで毎日楽しいし何より偉いわ、みたいなマウントを取りに行ってる感じですね。そういうところがロクでもないなお前って突っ込みがそこかしこから飛んでくるレベルの思い上がりですが、一つのステータスみたいに感じてたところはあるんです。

何よりも人間関係とか生活の水準が全部あっちにあるわけですよね。それを全部捨てるような形になったわけですから、そりゃ執着しますよ。その中でもただでさえ薄っぺらい人間関係の中で数少ない友人たちと物理的に距離が出来てしまうのは影響として一番大きいかもしれないです。

 

だから基本的には見下すことはしなくても、完全に溶け込もうとは思えず心のどこかで「でも俺は都会の人間だから」「あんたらと違ってここに永住する気は無いんですよ」と一線を引いてます。

いやいや、職場選びから一人暮らしの選択まで、全部自分で選んだんでしょ?と言っても、前にも書いた通りそこしか受からなかったという実に消極的な理由での選択ですからね、『このまま適応障害こじらせたままニートを続ける?』『理想では無いけどもとりあえず環境変わる道を選ぶ?』の二択の中からしぶしぶ選ばざるを得なかったに近い形です。言うまでも無く『自分の理想の形で環境が変えられそうだよ?』って道があればそれ選ぶに決まってるじゃないですか。

今働いてる町だって、候補に入れたのは町の雰囲気の良さとか土地勘が少なからずあることが理由と言うのはウソではないですけど、厳密に言えば最初にまず「定員に対して申し込みが少なくて受かりやすそうだったから」という理由が頭に来ます。受かりやすそうな自治体で、なおかつ知らない場所じゃないという理由です。だからまず最初に候補に挙げた理由は受かりやすそうだから。受かりやすそうなうえに知らない町じゃないから、だから受けました。受かりました。

それを「町のこと魅力に感じたんです」とか人に説明するんですが、体裁保つのと同時にぶっちゃけ自分で自分をごまかしてるようなものです。

ここ以外全落ちしたから…『滑り止め』の街に入らざるをえなかったわけじゃないんだぞ、候補にした街はどこも魅力に感じていて、どこも受かりたかったけど、その中でこの町に受かったから来たのであって比較的前向きな理由なんだぞ、と。

 

 

時々思うんですよね、自分はここまで生活を一変させて今の街の役場に飛び込んだわけだけども、そこまでする価値はありましたか?って。

今のところは感じてませんね。

まったくとは言いません、良いと思うことも何度かありましたよ。

ただ今の時点では感じていません、致命的にこういう理由で価値が無い、というポイントがあるわけではなく、トータルで見た時に価値をプラスマイナスで考えるとマイナスに傾くかな、という感じです。。

気分や環境を一新して、今までのメンタルやられてた生活に終止符を打つ、そして来たるべき独り立ちをするなら今のタイミングだな、っていう気持ちは確かにありました。

のどかな暮らしへの憧れなんかもありました。

だからってこんな地方に来るレベルで変える必要あったかな?と。

そして仕事は言うほど自分がやりたかった仕事か?と。

何より、色々投げうって用意して入庁してやったのに、こういう扱いされるんですか?と。

……入庁してやった、は流石に傲慢が過ぎますよね、でも色々投げうって用意したのに対してリターンが少ないっていうのは正直本音としてあるんです。

ここまでかけてきた金銭的・物理的な負担や生活を変える事で受けるストレスに対して、自分にリターンされたきたモノって言うほど多く無いんですよね。

悪いところばかりじゃありませんけど、決してすべてがプラスにはなってないんです。

一人暮らしは気ままだなぁ、とか地方ののんびりした空気は好きだなぁ、なんて思うことはありまして、これは当然プラスなわけです。一方でマイナスに感じるものの中で大きいところでは、上でも書いたようにただでさえ薄い人間関係がより薄くなる寂しさだったり、現実的なところで買い物のしづらさや何気ない情報が地方では全然入ってこない格差だったりそういうところですね。あとしつこいですけど根本的に都会暮らしじゃなくなったことへの半ばコンプレックスに近い何かですよね。

地方の一人暮らしをすることで感じた楽しみとかをプラス、逆に失った環境や抱えたコンプレックスをマイナスとした時、自分にとってはマイナスの方が大きいです。これを機に切り捨てたかった関係や環境というわけでもないですし、引っ越す以上は仕方ないと割り切れてもいない以上はマイナスがドカンとのしかかるわけです。

ただこれらは「ささげたものに対してのリターンが少ない」というタグ付けで合算すると今抱えている不満やイライラの中での多数派になるというだけで、実は最大派閥じゃないなぁ…………とも思います。

最大なのは確実に「仕事が身に付いてない」ことから来るストレスや悩みだとは思うですが。

クオリティオブライフでしたっけ、ワークライフバランスでしたっけ、なんかありましたけども、そんなものまったくバランス取れてませんし生活の質は一概に上がってるとも思えませんよ。

仕事量というよりも、仕事に対する理解とか取り組み方とか、そういうのが把握できていないことって本当にストレスですからね。

 

 

…そんなわけで、色々書いちゃいましたけど、要は仕事のストレスのせいで今の自分の価値観とか生活感が歪んだところに、ゴールデンウィークで強く変形しちゃいました、というお話です。

結局、仕事が上手く回るようになればこんなストレスとか地方批判みたいなこと無いんですよ。

仕事の覚えが悪いのに加えて、今週明けたら色々とキツいのが明らかなので余計にイライラしてしまっているのかもしれません。

でもこうやって本音をぶつけられてる以上まだマシかもしれませんね。

抱え込んで爆発させたら何が起きるかわかりません。

 

こうやって続けてもう6年以上ですかね、このブログ。良いのか悪いのか、私が爆発しないための防波堤になっているんだと思います。

あ、でも休職に入ったことは爆発したことになるのか…?そうなるとあまり機能してないかも…?