就活失敗男の路線バス営業所おつとめ日記(ただいま休職中)

18卒の就活生でした。売り手市場と喧伝されているのを真に受けて就活を舐めた結果、秋まで内定先が決まらないという痛い目を見た挙句、入社してからは業務のしんどさとパワハラまがいの扱いをされて精神を壊してしまった失敗だらけの社会不適合者。今はとある路線バスの営業所で定期売ったり電話対応したり配車係の仕事をやって───いました。現在2回目の休職してます。営業所のお仕事日記を書きつつストレスや心の闇をぶつける暗いブログ

冗談交じりな死についてのお話

仕事の出来なさとそれに対する自分の姿勢を考える中で、改めなきゃという思いはあれど実行しないしその度胸なんて欠片も持ち合わせられない自分はとことんクズだなぁという自覚を深めたりとか、先輩にお前は逃げ腰で逃げ続けてきた人生だろう?とかそういうことを言われて言葉の暴力として純粋にショックを受けることだったり、自分で振り返ってみて「あぁ言い返しようがないぐらい当てはまってるなぁ」と重ねてまたショックを受けたり、ここ数か月で色々あったわけですが。

 

そうやってショックを受けたり自分の至らなさを反省したり自責する中で、まぁ思わなくもないわけなんですよね……、「今の自分に実行できる最大限の謝罪や心からの誠意を表す方法ってやつを取らなきゃいけないんだろうなぁ」とか「自分みたいな人間は真っ当に社会に組み込まれてたらいけない人間だよなぁ」って。

 

まぁ回りくどいこと言わずにシンプルに言うと命を絶つ選択ってやつですよね。

死をもって償うとか、死で反省の度合いを示すとかそういうやつです。

 

もちろん、こうやって記事にしてるぐらいなんで少なくとも今のところはそんな選択本気で考えちゃいませんよ。そういう選択を美徳とする気も無いです。ただ一時的にそれぐらい極端なこと考えてたことがあったなぁ、ってのを想起してるだけです。

本当に死ぬ奴って多分こういうの何も書かず、遺書も残さず逝くと思いますし。

あぁ、でも自分は多分決意したら遺書は残すかなぁ。

コンプリートするわけでもない中途半端な収集癖があるもんだから遺品だけはすごい出るだろうし、その処分方法と有効な現金化のアドバイス書いておかないと、レアものとかぞんざいに扱われたら恨んで出そうだし。

 

 

閑話休題

まぁ色々あって追いつめられると死の選択を手札に入れる人ってのは出てくると思います。

ちょっとカードゲームっぽい例え方になりますが、自分みたいに本気で使う気は無くても本当に最悪の時の逃げとしてデッキから引ける準備だけはしてる人もいれば、もう本当にどうしようもない状況で最後の切り札として使わざるを得なかった人、世の中ほとんどの人に当てはまるだろう「嫌なことがあると『あーあ死にたい』なんてつぶやいちゃうような人」なんてのはカード持ってること自体は匂わせるけど、手札どころかデッキにも入れてなくて部屋のカード置き場にしまったままな人。

死を選択することを決して良しとするつもりはありませんが、それを本当に選んだ人は…きっとそれだけの理由があったんだと思います。良い選択したとは言いませんが批判は出来ないです。

 

んで、自分はデッキから引ける準備をしてるぐらいのレベルまでは思い詰めていたわけですね。

要は、もし何かの拍子で勢いついた時、よっぽど変な妨害が無ければ止まらずに突き進むことが出来るところまでは行ってたというわけで。

でも結局こうしてブログで色々思ったことぶつけてる時点で選んでないワケですよ。

なんで選ばなかったかっていうと、死ぬのが怖いとか自死は良くないなんて倫理観でとどまったわけじゃなくて、自分が死ぬことで悲しむ人間とか迷惑かかる人間がいるから良くないよなぁ、と。

誰かって言うと両親ですよね、その次に友達がちょっと悲しんでくれればいいかな、と。

そして死後の処理で死亡診断書だの遺品の処理だの役所の手続きだの墓地だ仏壇だあーだこーだ用意して……どれだけ迷惑かけるんだろう、と冷静になるんですよね。

死について本気で考える時、そこで止まらない選択をさせたり悪い意味で背中を押してくるのが現実を直視した結果だと思いますが、何かの拍子でそれを踏みとどまらせるのも不思議なことに結局現実なのは不思議な話だな、と。

 

んで、じゃあ両親がいるおかげで死を選びませんでしたみたいな書き方をしてるわけですが、仮に両親がいない状況ならどうしてた?と想像すると……たぶんとっくにこの世にいなかった可能性が高いですね。

自分の死を悼む人間もいなければ、生きてることに価値を見出せない状況って相当キツいだろ、なんてレベルじゃないと思います。

よくある引き留めるセリフで「生きてればいいことある!」なんて言いますけど、「いや、いいこと来るの待つ間に今の現実と向き合ってなきゃいけないのがキツいんだけどそれわかんねぇ?」ってなりますし「それは生まれや周囲の環境に恵まれた人間がナチュラルマウント取りに来てるセリフだろ」なんてひねくれたり。

現に自分はそれに近い考え方持ってましたからね。

 

ま、そんなわけで色々と暗い話を書き連ねたわけでして。

 

えーと、真面目なお話であればここで上手いこと話にオチをつけたり結論を導いたりして、最後に「たとえ辛くても死ぬことなんて考えるなよ!」なんて説教じみた事言えれば完璧なんですけど、今日一日、頭の中で(そういえば一時死にたいなぁなんて本気で思いかけてた時あったなぁ…)なんて考えてるうちにそういう死生観的な話をどこかでぶつけたいなぁと思っちゃったりして、それを特に話の流れとかきっちり段取り考えるわけでもなく書きなぐっただけなのでこれで終わりですね……、はい。

 

人間何か悩みがあるとそれと並列して解決策としてどうしても死がチラつくのは免れないと思います。とくに自分みたいな弱い人間とか逃げることで解決してきた人間からすると究極な逃げですからね。ちょっと前の芥川龍之介を引用したとこでも書いたかな、こんなこと。

今日の私も色々悩む中で死について考えが及んで───って感じだったので。