就活失敗男の路線バス営業所おつとめ日記(ただいま休職中)

18卒の就活生でした。売り手市場と喧伝されているのを真に受けて就活を舐めた結果、秋まで内定先が決まらないという痛い目を見た挙句、入社してからは業務のしんどさとパワハラまがいの扱いをされて精神を壊してしまった失敗だらけの社会不適合者。今はとある路線バスの営業所で定期売ったり電話対応したり配車係の仕事をやって───いました。現在2回目の休職してます。営業所のお仕事日記を書きつつストレスや心の闇をぶつける暗いブログ

あの一言がきっかけで…

『あの時のほんの些細な出来事がきっかけで人生変わった』なんて経験ありませんか?

もしくは話で聞いたことがある、なんて人もいるかもしれません。

いつもの道を今日は通らなかったから、あの時この店にいたから、あの時ちょっと書いた文章がきっかけで、他愛のない日常会話がきっかけで─────なんてエピソードはきっと探せばいくらでも出てくるかもしれませんね。

それで人生が好転した人もいれば転がり落ちた人もいるかもしれません……。思い返してみると自分にもいくつかあったなぁ、と思います。

あの時あそこで思いとどまってればこうはならなかった、あの時ふと調べものしてたおかげで気付けた、まぁ色々ありますよ。特に進学や就職に関しては誰しも思うところあるんじゃないかなぁ、と思います。「あの試験の時、問題の答えこっちにしておけば…!」とかは誰しも経験してるんじゃないでしょうか…。

 

さて、話は一気に飛びますが、私の「ふとしたことがきっかけで人生変わった」っていうエピソードで直近にあったのは何だろう?と思い返せば言うまでも無く例の嫌な先輩から衝撃的なことを言われたあの一件じゃないかと思います。

自分が明らかにおかしくなったのは…まぁ元からちょっと足りてない子でしたので大概おかしいところだらけなんですけどそれは置いといて、少なくとも道が変わり始めたって意味で決定的に変化のポイントになったのは、確実に5月中頃の「お前って逃げ続けてきた人生でしょ」発言だと思います。

あの発言が無くても近い将来に今の状況になっていた可能性は正直否めません。休職に入る時期が早かったかどうか、その点しか違わないんじゃないかなぁ、と。きっとこの発言が無かったら無かったで、他のもっとキツい発言が何かしら飛んできて結局休職してたと思うので。ですがそうなると話の趣旨が「未来は収束する」とかそっちの話になっちゃうんで、とりあえず仮定として「あの発言でメンタルやられることなく、辛いけどダラダラ働き続けてた」ってことにしといてください。

こんな当たり前のことが仮定になる自分の弱さっていうのもどうだかなぁ…と思わなくも無いですが。

 

んで、もう忘れもしない5月27日からですね、あの発言がきっかけでまずは休職に入るわけですよ。

そして5月27日に休職前の面談が終わったその足で私は、実は新しい職場の採用試験受けるための書類を貰いに行ったわけです。なんかしれっと書いてますけど今思うととんでもねぇアクティブさというか、もう色々と計算づくになっていて本当に適応障害かこいつは?と思わざるを得ないです。ま、逆に言えばそれだけ思い詰めてたというか、行動に移さないとマズいと判断してしまうぐらい視野狭窄になってたという話なんですが…。言い訳がましいですが実際あの頃は本当に肉体的には元気でも精神的に共にボロボロになって居たので…。

そして月日が経って、まずはその職場の試験に合格し転職することが決定、場所が実家から到底通える範囲では無いので一人暮らしをすることが決定、そして今、ちょっとずつ一人暮らしを始めているという状態になります。

 

文章で書くとさらっとした感じにはなっちゃいますが、あの発言を機に明らかに大きな変化が起きているんですよね。

実家から毎日死んだ目でダラダラ職場に通って怒られ続ける道を歩んでいたか、転職した上に一人暮らしまで始める道を歩んでいたか、とても重大な分岐をしたなぁ、と。

 

そして例の嫌な先輩、なんだかんだ面倒見てもらった恩義はあるので感謝の気持ちもあれば、当然私のことめちゃくちゃにしてくれた恨みのような感情もあったりして、愛憎入り混じって思うところはたくさんあるんですけれど、そういう私の中での評価とか人物像は抜きにしてただ一つ言えるのは一生忘れない形で印象に残る人になったなぁと。一生消えない傷みたいなものですよ。

哲学的なお話で「人が本当に死ぬのは誰かに忘れられた時だ」なんて話がありますが、そういう意味ではこの人は私の中で一生死ぬことはないでしょうね。私の中でずっと生き続けて、私が死ぬまで引きずることになると思います。

初めての転職とかこっちで一人暮らしを始めたきっかけとして遡れば確実に思い出さざるを得ないので、絶対に忘れられませんからね。

まぁそういう意味では感謝なんて理由なくて、ひたすらに恨み節を言いたくなりますね。

 

 

そういうわけで、あの嫌な先輩は、私の人生を大きく変えるきっかけになる一言を与えてくれただけにとどまらず、一生私の中で忘れられない人になりました、というお話です。

 

 

 

 

 

……まぁ察しの良い方はお気づきでしょうね、私の性格とかそもそもそこに至るもの全部棚上げして先輩に色々と擦り付けてるだけなことに。

その会社に入るという選択肢は自分で取ってるわけだし、そもそも自分が普段から仕事しっかりやってればこうはならなかったのでは?というお話に触れてはいけません。