就活失敗男の路線バス営業所おつとめ日記(ただいま休職中)

18卒の就活生でした。売り手市場と喧伝されているのを真に受けて就活を舐めた結果、秋まで内定先が決まらないという痛い目を見た挙句、入社してからは業務のしんどさとパワハラまがいの扱いをされて精神を壊してしまった失敗だらけの社会不適合者。今はとある路線バスの営業所で定期売ったり電話対応したり配車係の仕事をやって───いました。現在2回目の休職してます。営業所のお仕事日記を書きつつストレスや心の闇をぶつける暗いブログ

休職11日目

ストレス要因から離れなきゃいけないから、気分転換して心身をリラックスさせなきゃいけないから、そんな理由をつけて一日中ゴロゴロしたり遊びに出かけたり、そんな元気はどこから出てるんだ心の病気じゃないのかと言われればストレス要因から離れてるから元気なんだ、という状況になっている。

医師や周囲からは少し休むことが大事、とは言われているが、それを大義名分にしてやりたいことやりまくるのはちょっと違うと思っているのは何度も書いている通り。

こういう時じゃないと出来ないから、と色々手を出してみたくなってウズウズしているのも確かだ。そういうための休みじゃないのはわかっている。

もはやただのクズと化している

心の病気を言い訳にして仕事から逃げたいだけ、嫌な先輩から逃げたいだけ、ほんのちょっとその嫌な先輩が罪悪感を持ってくれたりしていれば、なんて思っているロクデナシ状態だった。

仕事をしてない罪悪感とか、世間体とかもほとんど感じなくなっていた。

最初のころはあれだけ悩んで苦しんでいたのに、今は全く感じないとは言わないが、薄れてきたのは言い逃れのしようが無い。

家でゴロゴロしているのが普通、それが自分にとっての日常であって何も違和感は無い、そんな毎日。

 

こうしてニートは出来上がるんだな、心の病気を言い訳にして。

・・・なんて思っていたがちょっと違ったみたいだった。

 

ここ何度か、事情があって職場のそばまで行くことが何度かあった。

そのうち直近の一度は、友人とのドライブへ出かける途中。車の中で、サーッと通り過ぎるだけ。とはいえ、職場のすぐ目の前の道を通った。

それだけで心臓がバクバクした。緊張?過呼吸?血圧急上昇?よくわからない。

早く通り過ぎたい。誰にも気付かれたくない。見られたくない。そんな思いでいっぱいだった。

こんなにバクバクしたのは仕事や職場のストレスを思い出したから?休職してるのにドライブなんぞして遊んでる姿を誰かに見られたら嫌だから?薄れている罪悪感が一気に盛り返したのか?

自分のロクでもない性格からすれば正解は高確率で二番目の「休職してるのに──」という理由が一番大きいと思う。

だが、まさか会社のそばの道を車で通るだけでここまで緊張するとは思わなかった。

 

見られたらマズイという理由が大きいのは確かだろう。その一方で通勤するときに必ず通らなければいけない道を辿ったことで仕事のストレスや嫌な思い出が浮かんでしまって生まれたであろう不快感や嫌悪感のようなものも少なからずあったし、もし見られた場合に連想される、「誰かに見られる→社内で話題になる→あいつは元気らしい→悪口大会が起きる可能性あり→嫌な先輩が自分の悪口を言う」というのを瞬時に連想してしまい、ストレス要因になったのかもしれない。

 

適応障害から復帰する上での訓練のようなものの一つとして、「さも勤務に入るかのように出勤してみる。」というのがある。

スーツを着て、身なりを整えて、社用の荷物を持って、出勤するいつもの電車・ルートを使って職場の目の前まで行ってみる。

そこから勤務をすることはおろか、職場に顔を出す必要も無い。ただ目の前まで行ってみるだけ。

以前になった時にもこの訓練を復職するタイミングの前に何度か行ったことがある。

今回も、ただ家にいるだけでは体が鈍るし、本当にゴロゴロしているだけになってしまうので早々に取り組もうと思っている。

その時に同じく心臓がバクバクする状況になるだろう。

そのバクバクがどういう理由なのか、しっかりと状況を的確に判断して思考を巡らせて究明したいと思っている。

 

まぁ、自分は適応障害だからなんて甘えて逃げ続けているだけの人間が思考したところで、たどり着くのは自己弁護でしか無いだろうけど。

このケースに限らず、適応障害と診断されておかしくないであろう理由を見つけたり、適応障害を治すためにこれはこういう理由で仕方ないのだ、なんて言い訳探しばっかりするに違いない。

 

言い訳して職場から逃げたくなるほどに環境が劣悪だったり心が病んでいるという証拠だ!と言えば聞こえはいいけど、自分の性格からして心の浅いところで「これを言い訳にしてサボってやろう、毎日ゴロゴロ暮らそう」と思っているのはきっと間違いないのだから…。