ある泊まり勤務の時に思ったことをずらずらと書いてみた。職場の生々しさをリポートしちゃうぜ…的なことではなく、辛いと思ったことをここにぶつけてスッキリできれば…的な考え。
仕事中に必要以上にスマホいじるのもアレなんで、空いてる時間や抜け出したタイミングで書いてみた。
辛さをぶつけて～、っていうのもそうだけど、ミスばかりする自分への戒めも兼ねて、ね。
13:55
勤務準備完了。今回の勤務は14:00~翌12:00まで。
出勤して早速ロッカーに自分のミスした書類が貼り付けられてるのを見つける。
自分のやらかしで運転手にも迷惑かけている案件で、出勤してるのを見かけたら事情を説明して謝らねばいけない。自業自得だから仕方ないのだけど、防げたミスだと思うと気が重い。悪いのは俺。
仕事前からへこむ。
14:00
出勤してさっそく職場の人に「おっ、A級戦犯だ」とイジられる。
どうやら前回の引き継いだ人間に渡す書類にどえらいやらかしがあったらしい。またミスを重ねたわけだ…。
相手に罵りの悪意がまったく無く、本当にただイジりとして言ってるのはわかってる。ミスを叱責するのでは無く、イジってネタにしようとしてくれる気配りというのは承知している。
問題はその言葉に傷付いたわけでなく、冗談として受け止められなくて「あぁ、俺はまた何かやらかして迷惑かけたのか……」とブルーになる。もう完全に元気が出ない。仕事するエンジンなんてかかりそうにない。
今回の泊まり終わったら本当に退職しようか、と本気で考え出す。
15:11
トイレにこもってへこむ。
でもずっとこもってるわけにも行かないので出る。
今日ずっとこの気持ち抱えながら仕事すると思うと重い。
16:29
休憩中。なんとなく、休憩スペースで記事を書き足したりどんより落ち込むのは良くないと感じて、またトイレにこもる。
休憩に入る前に、ある程度事情を知ってる後輩に今俺は病んでるんだ、と話をしたところ、後輩に「気にしすぎですよ！」と励まされる。出来た後輩過ぎて、普段なら(こいつ偉いよなぁ、よく出来てるわ)と思って終わるのだが、病み状態の自分は(それに比べて自分のこのザマはなんだ……)と余計に気が重くなる。
後輩は何も悪くないし、その気持ちの切り替えが出来てることは立派だぞ。
そして自分以外にも病んでる人がいるらしいことを知る。もうダメだねこの営業所は。
19:01
ほれ見ろ、また仕事でミスした。
ただこのミスは、適性があるとか無いとかじゃなくて人間としての出来が悪い故に起きてしまった、極めて程度の低いレベル、低次元なレベルのお話。
些細な内容だったのですぐに謝罪してリカバリーはすぐに出来た。
0:22
これから仮眠。
とりあえずは仕事がまとまったとは思うが、調子が上向くことは無く。
ここから寝不足で朝を迎えるのだから調子もやる気もテンションも下がる一方だ。
明日仕事終わったら何しようか、何食べようかなどと妄想をしだすが、こんなこと考えてると大概ろくなことにならないし、そも浮かれていられる立場じゃ無い。
夜食にカップヌードルを食べる。ちょっと前にプロジェクトXを見て、カップヌードルを開発した男たちの話に思わず胸が熱くなったのを思い出す。俺だっていつかあんな大きな仕事をやってみたいな、と身の丈に合わないことを思いながら、麺を啜る。
朝何時だろう
配車係が引き継ぎの時に回す書類…仮に引き継ぎノートとでもしておく。このノートの内容に重大なミスがあったことが管理職からの指摘で発覚。自分はまったく預かり知らぬところで起きていたミスだが、発覚時に運悪く配車係で勤務していたのが自分ということでとりあえず怒られる。なんで…。
退勤
解放感。重圧や責任から逃れた解放感を何度も味わえるのは素晴らしい経験だよまったく。
