就活失敗男の路線バス営業所おつとめ日記(ただいま休職中)

18卒の就活生でした。売り手市場と喧伝されているのを真に受けて就活を舐めた結果、秋まで内定先が決まらないという痛い目を見た挙句、入社してからは業務のしんどさとパワハラまがいの扱いをされて精神を壊してしまった失敗だらけの社会不適合者。今はとある路線バスの営業所で定期売ったり電話対応したり配車係の仕事をやって───いました。現在2回目の休職してます。営業所のお仕事日記を書きつつストレスや心の闇をぶつける暗いブログ

今日、うそをついた。

説明会に行くと言いながら、していたことは電車に乗ってプラプラしていただけだ。

わざわざ朝起こしてくれて、朝ごはんを用意してくれ、スーツの用意までピッチリとしてくれていた母に申し訳ない。こんな息子でごめん

 

せめてもの言い訳として、また将来何かの機会で今日を振り返ったとき、なぜウソをついたのかはっきりさせるために事情を書きたい。

元々、昨日の某所、今日・明日(どちらか一方)の某タワー、計2ヶ所の説明会に行く気ではいたのだ。

参加企業の業種や距離の問題もあり、「昨日の某所」は欠席。

「今日・明日の某タワー」は距離は近く、元々興味はあったものの、同様に業種に魅力を感じず直前まで迷っていた。迷っていた、といいつつ70%は行く気が無かった。

母には「11日~13日でスーツ着るかもしれない」(どこかの説明会や面接に行くよ)という旨を伝えてある。

用意してもらう以上、スーツを着る必要がある。

直前になって中止になった、私服でもいい、やっぱやめた。説明会とはいえ、そんなことは言えないし、言ったところで私の就活に対する真面目さに不安を覚えさせてしまうだけだ。

そして「昨日の某所」を断念するとなると、「今日・明日の某タワー」に足を運ぶ必要が出てくるが、こちらも行く気は低かった。

 

ではどうなったか?簡単に言えば私がやったのは「逆向き列車」だ。

目指す某タワーとは反対の行先の電車に乗り、目的もなく近郊部の景色を眺めた。

流石に危機感はあった。せめてもの償いとして企業研究になるために今後受けるつもりの会社のバス路線に乗った。

 

 

人間、面白いものである。

ただ遊び呆けたと思うと心に苦しみが残るが、企業研究を少しはした、という免罪符を持つと途端に心が癒される。

気の持ちようとは言うが、まさにその通りか。