土日は、それはもうゆっくり遊んだ。
友人と会いバカなことを存分に楽しんだ土曜日、年に一度の某・大イベントに参加し疲れつくした日曜日。
そんな中内定先からメールが届くと心底腹が立つ。
社名を見るだけで嫌な気分になるし、ウソでも土曜日は休んだフリして連絡等一切しちゃあダメでしょうという気分になる。
一度、会社に対して失望や拒否感を覚える「アンチ」側に回ってしまうと、些細な事でヘイトが貯まるばかりだ。
・・・以前はメールが来てもそういうことは無かった、かと言えばそれは嘘なのだが。
内定先蹴ってやる、と思う以前から内定者向けメールには不快感を覚えていた。
メールの文章のノリがダメなのだ。
みなさんお元気ですか?東京は35度を記録し暑さのピーク真っ只中!
さて今日は内定者のみなさま向けに○○イベントを用意しています!
◇◇や××を行うのでぜひ参加してください!
(文章はあくまで一例。実際のメールから引用したわけではないです。)
我々を楽しませようとか、堅苦しさを消そうとか、そういう努力をしてくださっているのはわかる。
しかし、こういう文章でメールを送られるとちょっと冷めた態度になってしまう。
仮にも企業として送ってくるんだから、もう少し格式ばったメールの方がこっちも受け取りやすい。
「こういうノリについていけない陰キャなだけだろ」というド正論は正面から受け止めたい。
実際自分でもそう思う。
でも今回言いたいのは、「陰キャが何か僻んでる」のではなく、「社風に自分がついていけないのでは?」という思いについてなのだ。
ノリについていけないということは、社風に自分が合わないんじゃ・・・?同期の人柄が自分と合わないんじゃ・・・?という不安になるのだ。
業務内容どうこうではなく、社風という環境問題が壁になってくる。
だが、文章だけで社風や人柄を完全につかむというのは無理のある話だ。
メールをくれた人だけの特有のフォーマットであったり、新卒に接するために無理に陽気さを出しているのかもしれない。
いくら気に入らない内定先とは言え、重箱の隅を突き、目に付いた不満をぶち上げて片っ端から批判していくのではいけないだろう。