内定先からメールが来ていた。
『10/1に内定式を行う』とのことだが、行く気は無いし、よその内定先へ逃げて晴れ晴れと避けたいものだ。
どうでもいいけど、どこから来ても交通費は会社側が負担してくれるらしい。
会場もどでかいホテルのホールを貸しきりで行うらしい。
妙なところで太っ腹なのは立派である。イヤな相手でも、褒めるべきは褒めなくてはね。
などと考えつつ、リクナビを見ていると地元のタクシー会社の求人が目に入った。
・・・どうせタクシーに行くなら、地元でやる方が楽しいのではないか?
内定先のタクシー会社では、『乗務員は都内全域の「移動の足」をしょって立つ』なんて言われたけど道を覚える自信は無いし覚える気も無い。
そんな大きい仕事を任されても、私の器には収められない。
地元で、細々と稼ぎつつ内勤を目指すのもアリではないだろうか?
どうせ滑り落ちたところで数年はドライバーをやらされるのだ、それならば土地勘が無いわけでもないし、身に付いて損はない、地元を走り、地元の「足」を支えるのもアリではないか?
決意して一日目、まだまだ迷ってナンボ。
・・・ここまで書いて思ったけど、結局タクシー業界へ進む気になってる自分が嫌になったり。
進む気では無いけど、自分が行けるのはここしかないという閉塞感をどこか持ってしまっているのかもしれない。