就活を始めたとき、エントリーしたのは20社も無かったと思う。
売り手市場と言われる中、どこかで引っ掛かるだろうと思った。
好きな会社、やりたい仕事を厳選して、厳しいフィルターをかけて会社を探した。
その結果がこれだ。
選り好みをしたのだ。選んで選んで選り好みしまくった。
そして新しい会社を探しているが、どうしても選り好みをしてしまう。
「営業はやりたくないなぁ」
「名前聞いた事無い会社だなぁ」
挙句の果てには「謳い文句が怪しい」「サムネイルが気に入らない」などといちゃもんを付け始める
こんなこと言える立場じゃない。なのに選り好みしてしまう。
やはり、浅いところで舐めているのだ。
なによりプライドがフィルターをかけてしまうのだ。
大した人間でもないのに、己に格を感じ、「この会社は俺に合わないな」という理由を探してしまっている。
なんでもいいから『選ばない理由』を見つけ出し、リストから弾けることに安堵感すらある。
「上手く行かなくても、どうせ滑り落ちる先はタクシードライバーさ・・・」という掛けたくない保険すら心のどこかに感じている。
失敗は、続きそうだ。