ふと気になり、最終面接相手の過去の着信履歴を振り返ってみた。
どの着信も13:00~13:30ぐらいの時間で来ている。
現在13:27
今日はもう来ないかもしれない。
なんでもかんでも過去の前例が──と当てはめればいいというものでもないし、そもそも参考になる前例が2回しか無いので統計学とかその辺的にどうなのよ?という気はしないでもないが、その参考になる2回ともほぼ同じ条件が出ているということは、つまりそういうことなのではないかな。
と、ここまで書いて気付いた。前例どおりならば昨日連絡が来ていなければおかしいのだ。
過去2回の前例とも翌日には連絡が来ていた。
少し気分が暗くなった。
などと思っていると、また嫌なタイミングで内定先から嫌なメールが来た。
配属先営業所の志望をメールで送って欲しいという旨の内容だ。
「おいおい、そんな大事なものをメール一通で終わらせるのかよ・・・」と震えもしたが、嫌な相手のふとした事すら強い嫌悪感に変換されてしまうあの精神でそう思うだけだろう、と考え直した。メールで送信すれば「あの時こう送ったはずだ」という記録も残るし、後のトラブル防止も考えれば真っ当なのかもしれない。
そういえば研修がどうのこうのというメールも来てたなぁ・・・あれも近いうちに返信しなければ・・・
こうして文章をカタカタ打ち込んでいる間に時間は13:36だ。
今日はもう連絡の望みは薄いかな、ポストに封筒が届いているかもしれない・・・
今日がまだ終わっていない、しかしホットタイムは過ぎたという点を考慮して期待率は65%ぐらいに下がっている。